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絶滅危惧種というより生きた化石? カラータムロン 300mm f6.8

カラータムロン300mm_f6.8

この子は15年くらい前に我が家へ引き取りました。
大判用レンズの中で中古で買ったのは唯一この子だけです。

当時、神奈川県の湘南地方に住んでいた私はダイクマ茅ヶ崎店(大阪で例えるとコーナンのようなホームセンター)の中古カメラ売り場で発見。
古典技法の写真で使う8x10インチのフィルムにちょうどいいと思ってお店の人に聞いても素性が全くわからない。
正直なところ、イメージサークルさえ8x10インチをカバーしていれば何でもOKというレベルだったのですが、それさえも不明。
で、いったん戻って8x10カメラをお店に持ち込み、レンズをセットしてイメージサークルを実際に確認。==OK。
となったのですが、レンズの一部に剥離がありました。
絞って使えば全く影響がない所なので何も言わなかったのですが、お店の人が勝手にどんどん値段を下げて、びっくりするような安値で購入させてもらいました。
(でも、買う人がいないから妥当な値段だったのかも。だけど、なんでホームセンターに大判用レンズが??)

その後、IFFPの会場でタムロンのブースでベテラン社員さんに聞いてみたところ「私が入社する前に作っていたレンズではないでしょうか。」ということでやっぱり素性は不明なのでした。

先日タムロンのサイトで
「1960年代から70年代にかけて販売していた大判用レンズです。」
の一文を発見。
きっとカラー用に色収差を小さく設計したことを強調したくてわざわざ「カラー」を名前に冠したのでしょうね。設計当初は年代が年代なのでカラー撮影に対応していないレンズがまだまだ多かったのでしょうか?
でもwebでは画像や仕様はみつかりませんでした。
タムロンさーん、シリアル番号から察するに1968年製ですか?

他に「カラータムロン」でWeb検索しても中古市場で過去に105mmと180mmが出ていたようですが、300mmは見当たりません。
これは画像をサイトにアップしておかなければというわけです。

コパルの3番シャッターは速度があてにならない状態ですが、バルブで秒数を計って露出したり、ストロボ撮影で使ったりというところで全く支障なし。
(リンホフ規格のレンズボードにつけていますがシャッターがでかいからボードも隠れてしまいます。)

あっ、私はコレクターではなくて、使うために購入したので念のため。
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カラーの意味

白崎謙太郎へ
コメント有りあうございます。
「カラー」の意味について初めての情報。発売当時からリアルタイムでご存知の方からの情報は本当に貴重です。
おかげさまでバルサム切れも端の一部の剥離だけで全体の曇り等は無く、少し絞りを閉じれば影響はなさそうです。
このところは、すっかり「お手軽デジタルカメラ」に頼ってばかりで出番がめっきり減ってしまいましたが、
頂いたコメントを機会に久しぶりに引っ張り出してみようかと思います。

カラータムロン

お邪魔します。私はカラータムロン新発売のときから雑誌広告でリアルタイムで知っています。このレンズはダゴールのデッドコピーですので、当時生産されていたアメリカンゲルツのゴールデンダゴールに範をとったものでしょう。カラーと名づけたのは色収差の改良と言うよりコーティングがきちんとされているという意味と思います。ダゴールは三枚構成の張り合わせレンズを絞りを中に対象においた構造で色収差も無いはずです。カラータムロンは私の記憶では120ミリくらいから300ミリくらいまで数本あった筈です。私はかなりきれいな270ミリを10年ほど前に見つけて狂喜しました。もちろん8×10を雄にカバーします。ダゴールは好きで、ドイツ時代の古いダゴールからカラータムロンまで数本持っていますが、4面しかないので掃除も簡単コントラストの良いシャープな写真が取れます。前玉を外すと2の倍の焦点距離の望遠にないますが、周辺が少し流れます。
よく比較されるドッペルプロターは一群4枚の張り合わせレンズで、絞りをはさんで対象型なのはダゴールに似ていますが、これは前群または後群だけでも全画面シャープです。
ダゴールと同じ性能で、コーティングされたカラータムロンは貴重ですね。バルサム切れは修理が可能ですが、あまり気になさらなくて平気なはずです。

プリント掲載しました

lensmaniaさま
1月8日付のブログで、このレンズを使って作ったプリントを掲載しました。
良かったらご覧ください。

オオッ!この子の兄弟が。

lensmaniaさま
この画像をUpする前に検索した時にはカラータムロンについて詳しいことが全く分かりませんでした。
180と270の兄弟が存命、というより現役で活躍している様子でなんだかうれしいです。

情報をありがとうございます。
銘板の赤い文字はなんだろうとは思っていましたが、そのような使い方ができるとは知りませんでした。
これまでコンタクトプリント用のネガ(8x10)を作るために使うことがほとんどだったので、主に原稿になるプリントを等倍撮影するような使い方をしていました。
ですから、もしかしたら前玉を外して無限遠の撮影にも蛇腹の繰り出しに対応できるかもしれません。
何かの機会にやってみようかと思いますが、シャッターの時間がデタラメなのと、繰り出した蛇腹が少しの風でぶれてしまいそうなので使うことができる条件はかなり限られます。
(最近はランニングコストや手間の問題で出番が非常に少なくなってしまいました。)

このレンズでのプリントは、通常の印画紙に焼いたものは一枚もありません。
全て古典技法でのコンタクトプリントで、ガラスや布に画像を作ったものです。
布のプリントはプレゼントして手元には残っておらず、ガラスへのプリント(ダスティングプリント)は仕舞い込んでしまい発掘が必要(笑)。
折を見て発掘してみようかと思います。
ただ、黒地に金色の画像なので掲載用にうまく写せるかどうか・・・・
少々お待ちください。

No title

こんにちは。
よいものをご入手ですね。意外なところにあったもので、幸運に羨望、しかし
ご慧眼を讃えます。

私は180と270を使っています。
構成は戦前GoerzのDagorを踏襲した2群6枚です。大変高性能で、私は好きな描写です。
180でも8x10をカバーしていますから、300なら11x14も余裕でしょう。

銘板に赤文字で590/11とあるのにお気づきでしょうが、前玉を外して後玉だけで使うことができます。
Double Anastigmat Goerz の略でわかるように、前後群単独で収差を補正していて、そういうことが
できるのですね。その際は長焦点になり590mmとして使えるのです。
プロター、ダゴール、初期ジンマーは元からそれを推奨していて、山岳では軽量手軽に焦点距離を変更
できて重宝されたと(確か白旗史郎さんが)書かれています。

私の270では485/11になりますが、望遠構成ではないので相当蛇腹を繰り出さねばなりません。
タチハラやトーホーのモノレールでは、ほぼ伸ばしきった状態になり、近距離は無理です。
590だと、私の機材では無限遠もこないでしょう。

情報は非常に少なく、タムロンのサイトでも、画像無しの短文が載ったのは最近のことです。
70年代の大判カメラガイドブックには掲載されていますが、詳細は乏しく、この広大なネットの情報も
極めて乏しいものですが、市場に出れば直ぐ売れる人気があります。

300mmは珍しい(というか全て市場に出ない)ので、どうか大切に。プリント画像があがりましたら是非
ご掲載ください。楽しみにしています。
プロフィール

オフィス・ニシキ

Author:オフィス・ニシキ
大阪府在住
個人事業者
ブログもホームページも初心者です。
サイトはこちら
site_of_nishiki
プロジェクトワイルド・エデュケーター
2級カラーコーディネーター
危険物取扱者(乙種全類)
狩猟免許(わな猟)
第二種電気工事士
野崎・飯盛の山と緑を保全する会:会員
公益社団法人大阪自然環境保全協会:会員(NOB27)

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