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20年ぶりの天狗岳

八ヶ岳の黒百合ヒュッテと東天狗岳。
神奈川県に住んでいた頃、一時期12月終わりから2月終わりまで雪の季節に毎週のように通っていた。
右ひざを痛めてそれっきりになり、その後大阪に引っ越してしまって縁遠くなっていたけれど、
ここしばらく足腰の調子が良くて、これなら娘(小学6年)を雪山体験に連れて行けそう。
そして、この年齢だから行く事が出来るのはこの機会がもう最後かもしれない。
と思って娘を誘ってみたけれど振られてしまった。(娘の分の山岳保険も入ったのにね。)

で、一人で行ってみた、たぶん20年ぶりの雪山。(12月28~29日)

渋の湯から登りはじめて、
アイゼンを付けた登山靴がこれほど重かったかと思いつつ、
ホイホイ登れた山道に息が切れて衰えを思い知らされました。
(実は、登り口は解けて凍った雪でつるつるの所が多くて、このコースでは油断ならないところ。
なので無理せず最初からアイゼン使用)

渋の湯 登山口のポスト

渋の湯 登山口のポスト
(平成26年は7人も亡くなっていたらしい。)

途中での動物の痕跡は少し時間が経ってしまった不明瞭なウサギの足跡くらい。

黒百合平に着いたら無理せずに早々に黒百合ヒュッテ泊の手続き。

黒百合ヒュッテ

小さな草原部分は、シカの食害防止用のネット。
カモシカが居るのは知っていたし、何度も見ていけれど、ニホンジカが居るとは知らなかった。

ここでは小屋泊まりだけでなく、雪の中何度かテントで連泊したことがあるけど、もう無理。

16時前には黒百合ヒュッテはすっかり山影になってしまう。
私がよく行っていたおよそ20年前には大学生だった息子さんが今のヒュッテのご主人。
でも不在の様で私が知っている人は居ないみたい。
帽子に付けて行った「黒百合アルペンクラブのバッチ」は誰も気づいてくれなかったなぁ。
(バッジは先代のご主人から貰った)
黒百合アルペンクラブのバッジ

(黒百合アルペンクラブって、グーグルで検索しても引っかからない!!)

トイレも見違えるようなバイオトイレに変わっていて
あの懐かしい独特の山小屋のトイレの臭いが無い。
16:30 寝床の割り振り説明。
17:30 夕食
20:30 消灯だったかな。

黒百合ヒュッテ2Fの布団

黒百合ヒュッテの夕食

この夜、三方をいびきと寝言に囲まれて、その上暑くて睡眠時間はたぶん3時間も無い。
割増料金を払っても個室を確保したほうが良かったかと後悔。
(というより、あんなにひどいいびきやら寝言の人達が割増料金で個室に入ってくれればいいのに!)

05:00 起床して紅茶とドーナツ、チーズで朝食。
(小屋の朝食は06:00なので持参の朝食)
カメラを持って外の様子を見に行くと何もかも真っ白。ガスって見えない上に風と雪。

中山峠

中山峠

少し粘ってもガスが切れる様子もないので日の出はあきらめていったん戻り、
身支度を整えて東天狗へ向かう。
覚悟はしていたけど視界は利かず、森林限界を出ると冷たい風でまつ毛が凍る。

まつ毛も凍る

東天狗岳(2640m少々らしい)ではピッケルにつけた小さな三脚で自撮りをするのが精いっぱい。
こうして画像を見ると、眉毛も帽子も真っ白だった。 
だけど、マスクをとっても鼻毛がチリチリと凍る感触が無かったのでおそらく気温はそれほど低くなかったと思う。
(黒百合ヒュッテの温度計が-13℃だったので、山頂ではそれよりも低いことは間違いないけれど)

東天狗岳山頂

東天狗岳で自撮り

視界が効かないので西天狗岳はあきらめることに。

東天狗を下る途中ですれ違った人たちの様子を振り返ってみると、

すれ違った人たち

中山峠経由で見晴らし台へ行き、振り返って天狗岳の方を見てもやはり真っ白。

見晴らし台で

ピッケルに付けた小さな三脚はこんな感じ。

ピッケルに小型三脚を取り付けて

黒百合ヒュッテに戻って持参の紅茶とドーナツ、チョコレートで一休み。
しばらくしても雲が切れる様子が無いので下山。

かなり下ったところで青空が見えてきたのは日ごろの行いが悪いから?

で、下って渋御殿湯で一泊。
素晴らしい温泉でこちらはまたの機会に。
渋御殿湯東館_足元湧出源泉

というのが2015年最後のブログ更新でした。

それでは皆様、良い年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。

20160103追記
そういえば、このブログで二十数年前の東天狗岳で写した写真をupしていました。
あぁ、あのころは若かった。
二十数年前の東天狗岳山頂セルフポートレート
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非公開コメント

滑らない、んですね。

なるほどー。雪道用の移動手段としてのスキーなんですね。
坂を歩けるスキーなんて想像できませんけど・・(; ^ω^)

そういえば初めてスキーに連れて行かれた場所が八方尾根でした(笑)
会社の人たちがみんな上級者で「大丈夫だよー」って言われて行ってみたら・・・・・あの山が。
それこそ滑る以前に「落ち」てました。
今でこそ笑い話ですが木に激突したり人に突っ込んで他人のストック折ったり上級者ゲレンデから4時間かかって滑ってきたり・・・。散々でした。

八方についてはニシキさんが経験されたようなお話をどこかで聞いたことがあります。まさに雪山というか自然と隣り合わせなところですよね。
山は天候急変があるから怖いですが動物たちの足跡が見れるのはいいなあ・・(;´Д`)

今度探してみます。

スキーは基本歩くだけ

すずさんコメントありがとうございます。
ご無沙汰してました。

スキーは冬の北海道のだだっ広いところや森の中でカメラを担いで移動するために使っただけなので、
高度なスキー技術は全く身に着けていませんよ。
ご存知かもしれませんが、
クロスカントリースキーは、細身でエッジの無いいわゆる「歩くスキー」。
バックカントリースキーは、クロスカントリーよりも少し幅広でエッジ付、裏面にギザギザが付いていて少しくらいの斜面なら直登できるという便利なスキーです。
どちらもゲレンデスキーとは違ってかかとが浮くので歩くことができます。

ゲレンデスキーは経験が無いのですが、冬に八方尾根の上の方へ写真を撮りに行ったとき、下りはリフトに乗せてもらえなかったので八方尾根スキー場の端っこを歩いて降りたのですが、その斜面のきつさに仕舞っていたピッケルとアイゼンを取り出して降りた思い出があります。
その横を「キャー」という声とともに落ちていくスキーヤーを見たときには「私にはゲレンデスキーは無理!」と思いました。(笑)

おまけのお話として、八方尾根の上の方で写真を撮っていた時、
天候が崩れてガスと雪で全く視界が効かなくなって(ホワイトアウト)しまったことが有ります。
ほんの少し先も見えなくて、なだらかで八方に分かれている尾根筋のことを考えると全く身動きができなくなってしまい、積まれているケルンの本当の意味や、八方尾根での遭難はこういう状況だったのかなぁと思い知らされたことが有ります。
幸い、しばらくして一瞬のガスの切れ間から山荘の屋根が見えて方向を確認できたので助かりましたが、今思えば冷や汗ものでした。
そんなこんなで、今回もあっさりと西天狗岳はあきらめてしまいましたけれど。

それから、雪の上では動物たちの足跡がとても分かりやすいですよ。
次回スキーに行ったときには、スキー場や森の縁、途中の田畑を見てください。
きっと足跡が見つかると思います。

明けましておめでとうございます!

ブログ記事、待ってました(^-^)!

な、なんかものすごい本格的なスキーですね。雪が降ると方角がわからなくなりそうですが…。
山岳隊のような?かんじでしょうか?
でも動物たちがいるんですね。

ご無事で何よりです(((^^;)


プロフィール

オフィス・ニシキ

Author:オフィス・ニシキ
大阪府在住
個人事業者
ブログもホームページも初心者です。
サイトはこちら
site_of_nishiki
プロジェクトワイルド・エデュケーター
2級カラーコーディネーター
危険物取扱者(乙種全類)
狩猟免許(わな猟)
第二種電気工事士
野崎・飯盛の山と緑を保全する会:会員
公益社団法人大阪自然環境保全協会:会員(NOB27)

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